おはようございます。
春めいて参りました。やっと、もぞもぞと動き始めますね。。。
この啓蟄(けいちつ)って言葉が好きで、まだこの頃カレンダー上では冬真っ只中なんだけど、虫がもモゾモゾと動き出すさまと言う意味なんだけど、春を感じれて好きな言葉です。
同じような春の言葉に、春の息吹って言葉がありますが、英語で言うと・・・
Breath of Spring!
大抵の場合、こういう季語は日本語の方が良かったりするんだけど、この場合は英語がいい。春は新しいものへ呼吸が入る時期です。
さて・・・
ハグという文化があります(のかは知らんけどw)
ハグは本当にいいものです。
(癒しって言葉はあまり好きじゃないんだけど)ハグはとても救われます。
救われるハグは、背中をパンパンと叩く挨拶ハグではありません。
癒されるハグは大抵の場合、とっても仲良くないとしないし、ましてや会社でや上司となんかしませんね。
でも、タントラライフのワークショップでは毎回じゃないんだけど、ハグの時間を用意します。
なぜなら・・・
僕がハグによって救われたからです!w
なんだこれは!?って何度もなんども思ったっけ。
タントラライフは軽い挨拶程度のふざけた(笑)ハグはしません!ガチハグですw
いや、きちんとハグをするんです。
じゃないと受け取れないから。
じゃどういうのがきちんとたハグかと言うと・・・
身体と身体がぴったりと合う、出会うハグです。
あるセラピスト言いました・・・寒い冬にはめるグローブをはめるようにハグをるんだよ(かっこいいこと言うよね)
腰が引けているハグや、軽く背中ポンポンと叩くハグをしても、何も交流は起こらない。
そうなんです、なーーーんにも交流が起こらないハグをしてたら損なんです。
何であれせっかくの多くの機会を喪失します。
・何を喪失するか?
日々我々思考中心で生きています。
常に考え事をしたり、計画を立てたり、目標を設定したり・・・
あとは自分の好みや、嫌悪や、いろんな感情とも一緒に過ごしています。
良い、悪い、好き、嫌い、上、下、いろんなジャッジメントをします。
そこを一度止めて、人間に戻ります。
だから人間を味わうんです。
自分を、他人を、味わいます。
だからこそ、じっくり味わってみるわけです。
そして、それを観るわけです。どんな感情がやってくるか、どんな感覚がやってくるか・・・
すなわち瞑想するわけです。
初めは大概インストラクションをします。
ゆっくりと近づいて、早急に相手に向かうのではなく、自分を感じるようにハグをしましょうとガイドします。
でも大概の場合は他者に良いも悪いも影響されます。
通常の場合というかほとんどの場合相手に意識が行きますね・・・
例えば「あの人がいい」「あの人が嫌だ」とかそういった表層の部分はすぐに意識に出てきます。
初心者の方はここで突っかかります。人は見た目で判断すると言うはほぼほぼ正解です。多くの場合我々は判断出来ていると見て取れます。
そして次は身体の反応が出ます。
熱いとか、感じるとか、言葉なき身体の反応の世界へと向かいます。
この辺あたりから交流というエネルギーが流れ始め、最初のうちはぶっ飛びます。「WOW!!!」です。
実はこれで残念ながら、また思考の世界へ舞い戻りなんです。
ん?「Wow」なのに舞い戻り?と思うかもしれません。
要するに良いだ、悪いだの思考の世界へ戻ってしまいます。
その先は良い悪い、気持ちい、気持ち悪い、を超えて、境界線みたいなものが溶けていく感覚の領域に入ります。
しかし、ここまでいくにはちとコツと、練習と、要するに時間がかかります。
自分が呼吸をしているのか、相手が呼吸をしているのか、わからないみたいな状況です。この辺にきて初めて「なんて気持ちがいいんだろう」と言うところに行きます。
それはセクシャルとか、高揚とかではない、人間の普通の感覚として「気持ちがいい」という感覚がやって来ます。時に涙する人もたくさんいます。
それはそれはいいものです。
そしてその先は・・・
どうぞ瞑想会へおいでください!
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