日本映画はこういう風に作ればいいという見本みたいな河瀬直美作品。
言葉多くなく、アクションなく、ただ淡々と桜を写すだけで僕らは本来いろんなものを感じ取れる脳力を兼ね備えているのだ。
本当に忘れてはならない。
そんなことを思い出させてくれる映画。
この人の作品はこの映画で映画の中に出てくる桜のように花開いたんじゃないかと思うくらい素晴らしい。
それまでは少しアングラよりだった。
うまくメジャーとマイナーを歩んでいる気がする。
いい作品です。
そして樹木希林がもう存在だけで泣ける。本当に素晴らしい女優さんだったな。
永瀬のそのまんま風の演技も素晴らしい。
この次?かな「光」って映画の演技の方がより悦に入ってきた感じ。
3月いっぱい観れますよ。