いつまでもお元気でなんていらない
僕は昭和の生まれ
人生6〜70年なんて根拠ない価値観で生きて来た
若い頃4〜50年生きればいいって思っていた
でも死なない
人間そう簡単に死ねない
もうそんな死んでもいいやっていう年齡に至ってるのに
じーさんになってもエロじじーでいたいなんて思ってた
今はいらない、いらなくなって、すっかりすっぽり無くなって
どんな欲望すらも
笑って
眺められるようになったところで
もういいやって死んで逝けるように
だからこそ
欲望も、強欲も、聖も、俗も、生きている証
それらが新鮮なうちに
賞味期限内に味わえるうちに
味わっておこう
「快」とか「喜び」とか
時代は徹底的に潰しにかかる
権力にしがみつくように誘導する
これから先もそうだろうし
この縛りはもっと強くなるだろう
オーガニックな食が流行っているのは必然で
食べ物は愛の源
身体も愛の源
ナチュラルに愛を表現できる時代
「喜び」も「快」も当たり前の権利
目を覚まそう
ファンタジーランドは終わった
すべてのものはほぼほぼ幻想だったって
AIが暴きはじめた
だからこそいまこの真実という身体を生きる
何年も前から人類が試されて来たこと
奴隷でいるか、自由でいるか
今まさにそんな時代
おわり