夫のちんぽが入らない
なんてキャッチーなタイトルなんだろう!
同時になんていいタイトルなんだ!!!
さぞ勇気がいったことだろう・・・。
大型連休になると無性に本が読みたくなる性分で。
今回のチョイスの中の1冊。
いやー面白いというか。
いろんな意味で感動した。
読むべき1冊ですね。
これは多くの日本人が同じような悩みと葛藤を抱え、誰にも言わず、言えずに死んで行くであろう事案の一つであろうな。
赤裸々によく書かかれている。
ほんとに実際起こったことなのか??
と疑うほど文章構成がよく書けているのでさくっと読めてしまう。
こういうタイトルによくありがちな客寄せパンダ的タイトルではなく、ガチにタイトル通りの内容である。
しかし、この本に書かれている性は正直歪んでいる。
同時にほぼほぼ多くの人が思い当たる節がある内容だと思う。
だから極論だけど、この国は歪んでいる。
僕もAVを観ることが当たり前に生きて来たし、エロ本やAVが=性だったし、マニュアルだった。
それらの内容は、ほぼすべて、自己中心主義で、男性優位で、不調和で、暴力的だ。
今思いついて挙げた言葉だけど、たったこれだけの言葉だけとっても、どうしたって気持ちよさげではない。
にも関わらずこの地球に暮らす何億人という人々がこれに群がっている。
もう性ゾンビ状態である。
性麻痺状態とも言える。
いま世界じゅうにばら撒かれているセックスはリラックスの行為ではなく、発散、解消である。
これだけ拡散してしまったこの慣習が変わるとは思えないし、変わるとしたら天変地異を待つ外ないw
だからまず自分が変わる以外すべはない。
よく観察するならば、自分の性エネルギーというのはいやらしくもえっちでも歪んでもない。
この令和の時代もうみんな薄々気づいているでしょ。
性エネルギーというのはピュアな生きるためのエネルギーである。
そのエネルギーとエネルギーが出会えば、錬金されるものは愛でしかない。
性は教えてくれる人はいないと思っている人も多いかもしれないけれど、
その通りで教えてもらうものではない。
自分で気づくことである。
だから気づくことを教えてもらうのはできるかもしれない。
欲望に気づき、自分の思考に気づく・・・。
性にオープンになって行くにはしんどい。
けっして快楽主義の楽チンな道ではない。
自分のドス黒い(かどうかは知らんけど)欲望を見に行かないといけないかもしれないし、無駄に傷つき、傷付けられることもあるだろうし。
でも、そうして失敗して、何度も何度も、自己嫌悪や罪悪感に飲み込まれて、まみれて、多分人は愛を学ぶんだと思う。
『愛は失敗しないと学べない』という大原則がある。
それを恐れ、忘れるために、ブライダルやらファンタジー産業が幅を利かすわけだ。
結婚すれば幸せですよ。安定は幸せですよと。
あたかも万人に共通するような言葉で誘うわけである。
んなわけーねーだろ。
愛にたくさん失敗しましょう!
良き残るGWを。
#夫のちんぽが入らない