タントラ瞑想のメソッド(方法)の中のひとつに「受容性」があります。
とても簡単そうですが、なかなか難しいという、タントラの基本でもあり、かつ重要なポイントのひとつです。
これを自然にできるようになると、要するにくつろげるようになると、
自然の動きに身を任せていける、そうすると、日常の様々なところで楽に、楽しく過ごせることがどんどん拡がって行きます。それがオフィスだろうと、通勤中の歩いている時であろうと。
ふっと”あの感覚”が蘇るという瞬間を得れると日常にくつろぎがやってくることでしょう。
その”感覚”を味わい育てる瞑想をご紹介します。
「海と海藻のエクササイズ」
とってもシンプルな瞑想です。
1)一人の人が海または波の役になります。
2)もう一人の人は海藻の役をします。
海は自由の象徴でもあります。
同じ波はこの地球が誕生して以来2度とありません。
まるで遊んでいるかのように自由に寄せては引き、時に大きく、時にゆるーく波打ちます。
海藻はそんな自由で奔放な波が来ようともしっかりと海底とつながっていて、ふらふらとどこかへ流れて行ってしまうことはありません。
要するに自由(遊び心)とグラウンディング、そして受容性を育てるエクササイズです。
このエクササイズは初めての方でも、何度も体験している方でも、楽しめます。
どちらもその日の状況によって楽しみ方が違って来ます。
なぜなら、タントラでのワークはペアで行うことが多いですが、ペアになる人、例えそれが同じ人でさえ、起こることが毎回違うのです。
自分も意識無意識別として、日々変わっています。人も同様です。
その違うエネルギーが出会うのです。
毎回違うのは言わずもがです。
だからタントラは新鮮さも重要で受容なポイントなんですね。
例えば、なんどもやっていて、同じエクササイズだし、もういいやという人は損をします。なぜなら毎回起こることが違うのです。ここで受容性のタネを自ら捨ててしまうようなものです。もったいないことですね。
【海と海藻の瞑想のやり方】
まず、先にどちらが海の役で、どちらが海藻の役をするか決めます。
波の音など用意するとスムーズに行えるでしょう。
第1ステージ:
海の人はリラックスして、足を肩幅くらいに広げ、”何”もしません。ただリラックスして立っています。
そして”待ち”ます。
海の人は海藻と戯れて行きます。
いろんな波(いろんな方向)から海藻の役を人を優しく揺らして行きます。
第2ステージ:役割を交代し、海だった人は海藻へ、海藻だった人は海へ交代します。
第3ステージ:座るか、共に立つかして目を閉じて、しばらく静かにする時間を設けます。海と海藻を体験したことを感じます。
終わった後体験したことを言葉にしてシェアするのも効果的です。
とってもシプルです。
ご友人と、恋人と、ぜひやってみてください。
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タントラライフジャパンのイベントでこの瞑想を体験できます。(毎回やるとは限りません)
またはカビール個人セッションでも体験可能です。
お問い合わせお待ちしております。
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