「人はノイローゼで生まれてくる」と言ったのはフロイトらしい。
てことはフロイトもノイローゼである。
正確にはノイローゼで生まれてくるわけじゃなくってノイローゼが蔓延している社会に我々は産み落とされるらしい。
そして子供時代は”感覚”と共に生き、言語もそこそこしか駆使できず、おそらく子供時代は多くの人がハッピーに生き進んでいく。
成長するにつれ親や社会にあれはダメ、これはダメと言われ続け”矯正”されていく。
いつの間に男女に分けられ、いつの間にか異性という”異星人”が作られ、手も触れれなくなり、顔も見ることも阻まれ、”ナチュラルさ”が抑圧されていく。
さぁどうしたもんか。
それでも人間は人としての欲求を持ち合わせるために、性欲や食欲といった一見本能と呼ばれるものに吸い寄せられていく。
しかし、その時にはすでに遅しで、もう”思考”の食欲で、”思考”の性欲だったりする。
それは”他人”から聞いた知恵だったり、先代から受け継いだ一見良きものとされる”知恵”だったりする。
いわゆる思考の世界に入り混んでしまい、迷い込んでいく。
都会なんぞに住んでいると余計にその回路がAIの如く発達していってしまい、もう自分の考えか、社会の考えか、人の考えか、比べられなくなり”思考”というものと同一していくという現代人の典型的なプロセスへと入っていく。
そして感じることを忘れた思考人間の出来上がりである。
だからそれを巻き戻すためにタントラでは身体から始めて行く。
ゆっくりとでもきちんと身体と向き合って行く。
そうすることによってまずは自分と、そして他人と向き合えるようになって行く。
タントラライフジャパンでイベントやってます。ぜひ来てください。
ではまた〜